宮 殿 師 と は
日本の伝統工芸品のひとつである佛具
それは実にさまざまな専門職の人々の手を経てようやくその形をあらわす。
その中のひとつの専門職が宮殿師である。
お寺の本堂の中で一番大事な所、仏様を御安置する場所を作っている。
円柱状の柱抜きから瓦にいたるまでの、たくさんの小さい木の部品を作り、
それらを組んで接着剤でつなぎ作り上げていく。
宇奈手 正博 山田 英次